2010年02月12日

コルティーナ・ダンペッツォ @ 自然遺産「ドロミーティ」 






☆ 地図と写真(panoramio)



 コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)は、イタリア北東部、ヴェネト州、ベッルーノ県(Belluno)のコムーネで、人口約6千人。ヴェネチアの北約162mに位置する。

 アンペッツォのコルティーナと言う意味で、アンペッツォ地方の中心にあり、ドロミテの東の入り口として、夏はハイキング、冬はスキーを目的にした観光産業が中心で、1956年に、ここを中心に、冬季オリンピックが開催された。

 コルティーナ・ダンペッツォの町の中心は、標高1,224mにあり、東アルプスに属するドロミーティ山塊の中心に位置し、北東ではオーストリアと国境を接する。

 周囲は、西に聳える標高3,243mのトファーネ・メッツォ(Tofana di Mezzo)を始め、北東には、クリスタッロ山(Monte Cristallo、3,221m)、南には、コルダ・ダ・ ラーゴ山(Croda da Lago、2,716m)などの山々に囲まれる。

 2009年に、イタリアのチロル地方、東アルプスに属する山群で、北のリエンツァ川、西のイザルコ川とアディジェ川、南のブレンタ川、東のピアーヴェ川に囲まれた範囲が、自然遺産「ドロミーティ(Dolomiti)」として、世界遺産に登録されている。

 コルティーナ・ダンペッツォは、1世紀には、古代ローマ帝国の支配下に入っていた。その後ランゴバルド族を始め、数世紀にわたって諸民族が、この渓谷を通過して行った。

 12世紀半ば頃には、アンペッツォにも、定住が始まっていたと考えられており、この頃は、神聖ローマ帝国の領地で、ローマからアルプスを越える街道を守るため、町の数km北に、ボテスターニョ城(Castello di Botestagno)が築かれていた。

 ボワット川(Boite)の両岸に出来た2つの集落によって、アンペッツォのコミューンが出来て行った。

 また、コルティーナでは、当時、既に“Regole”と言われた法と規制によって、森林や農地が管理されていて、これは、現在まで守られている。

 1420年以降、ヴェネチア共和国の支配下に移り、ナポレオンによる征服までこれが続き、1815年以降は、オーストリアの支配地となった。

 いずれの時代にも、コルティーナは、“Regole”に基づき、独立性を保ち、統治政府のどの組織にも従属することはなかった。

 第1次世界大戦中、1815年のウィーン会議後、割譲された南チロル地方などを巡る領有権問題から、イタリアは、三国同盟を破棄して、1915年に、オーストリア・ハンガリーに宣戦布告した。

 この際、1915〜17年の間、国境に沿って掘られた塹壕や、山岳地帯で、オーストリア・ハンガリー帝国、ドイツ帝国との戦いが周辺で続き、ドロミテ戦線、広くはイタリア戦線とも言われる。

 第2次世界大戦後、1956年に、この地で開催された第7回冬季オリンピックは、最初にテレビで放送され、観光の歴史の中でも大きな出来事となった。

 なお、冬季オリンピックは、1936年に、ドイツのガルミッシュパルテンキルヒェンで開催されたが、1940年の札幌、1944年の当地での開催は、戦争により中止された。

 この際、ウィンタースポーツの施設やホテルが整備され、多くの観光客が訪れるようになった。現在では、有数のスキー・リゾート地となっている。

 1981年に公開されたジョン・グレン監督のスパイアクション映画、007シリーズ第12作『007 ユア・アイズ・オンリー(For Your Eyes Only)』の一場面の、ロケ地にもなった。



見所:

◆ コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)

○ サンティエ・ フィリッポ・エ・ジャコモ教区教会(Chiesa parrocchiale dei SS. Filippo e Giacomo )
 18世紀建築の教区教会で、コルティーナのメインストリートイタリア大通りに面した町のシンボル。

 フランツ・アントン・ツァイラー(Franz Anton Zeiller)によって、1774年に描かれたフレスコの天井画、壁画がある。

☆ 写真(panoramio)



○ レーゴロ館(Ciasa de ra Regoles)
 町の東南のはずれにあり、マリオ・ リモルディ(Mario Rimoldi)の現代アートのコレクションや、博物館があり、近くにはバロック様式の教会(Madonna della Difesa)がある。

☆ 写真(wikipedia)



○ ポコール・ベルヴェデーレ(Pocol-Belvedere)
 街の西側にあり、標高1,539mの渓谷を眼下に見下ろす眺望の良い場所で、ホテルが集まる。管区教会そばのローマ広場から、ロープウェイが出ている。

☆ 写真(panoramio)



◆ トンディ・ディ・ファローリア(Tondi di Faloria)
 バスターミナル脇からロープウエィが出ており、断崖絶壁を登って、途中、標高1,480mのMandres、標高2123mのファローリア小屋(Rifugio Faloria)を経て、ファローリア山の山頂、標高2,327mのトンディ(Tondi)に着く。

 展望台からのクリスタッロ山(Cristallo)の眺めが美しい。

☆ 写真(panoramio)



◆ トレ・チーメ・ディ・ラヴァレド(Tre Cime di Lavaredo/Tri Cine)
 コルティーナ・ダンペッツォの北東約20kmに位置し、文字通り3つのピークが並び、真ん中のピークは標高2,999mある。

☆ www.hochpustertal.info

☆ 写真(panoramio)



◆ マルモラーダ(Marmolada、Punta Penia)
 コルティーナ・ダンペッツォの西南西約30kmに位置し、ドロミテ山塊の最高峰で、標高3,343mある。

☆ 写真集(en.hribi.net)

☆ 写真(panoramio)





☆ 写真集

☆ 写真集(PBase)

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☆ 写真集

☆ 写真集

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☆ ウェブカム

☆ www.dolomiti.org

☆ www.italyheaven.co.uk

☆ www.cortina.dolomiti.com

☆ www.cortina.dolomiti.com

☆ ユネスコ世界遺産HP



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posted by トラベラー at 06:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア
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