2009年04月19日

「白い街」カダケス &「ダリの家美術館」@ポート・リガト




☆ 地図と写真(panoramio)

 カダケス(Cadaques)は、スペイン東北端、カタルーニャ州(Catalonia)、ジローナ県(Girona)にある町で、人口約2千6百人。

 カダケスは、コスタ・ブラヴァ海岸のクレウス岬(Cap de Creus)から入り込んだ湾の奥に位置する白い家々が建ち並ぶ美しいリゾートとして知られる。

 カケダスは、丘の上にある城壁に囲まれ、石畳の曲がりくねった急な坂道の多い小さな村であったが、17世紀には、城壁の外から港まで拡大して行った。

 17〜19世紀には、サンタ・マリア教会(Santa Maria)が建築され、町のランドマークとして、そびえている。

 周囲は、教会の治める町であったが、この村はアンプリアス伯爵(Empúries)の支配下、自治を獲得、維持していた。

 カケダス周辺は、ごつごつした岩が多く、カタルーニャの他の地域からのアクセスが悪く、隔絶されていたため、カケダスの人々は漁業を生活の糧としていた。

 また、彼等が海外から得た富で、美しい建築物が造られ、美術品が集められた。

 20世紀初頭に、ドイツ人の画家マックス・エルンスト(Max Ernst)、フランスの詩人ポール・エリュアール(Paul Eluard)、同じくアンドレ・ブルトン(André Breton)、そして、サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)、ピカソ等の多くの芸術家を惹きつけ、リゾートとして有名になった。

 ダリは、子供の頃からカダケスで夏を過ごしに連れられて来ており、1929年の夏には、詩人ポール・エリュアールが家族とともにダリを訪ね、その妻ガラと知り合い、3年後にはダリはガラと結婚した。

 1948年、第2次世界大戦で避難していた米国から帰国し、カケダスの近くのポート・リガト(Port Lligat)の漁民の家を購入して、ここで作品の制作を始めた。

 この家は、アトリエや書斎、居間、寝室などからなり、ダリが40年間に様々な改変を加えており、現在は、ダリの家美術館 (Casa-Museo Salvador Dali de Port Lligat)となっており、予約により見学可能。

☆ 写真(panoramio)



 

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YouTube動画 その1
★Cadaques the white town


YouTube動画 その2
★Cadaqués & Salvador Dali - Mecano


YouTube動画 その3
★Salvador Dali´s home in Spain / Dali Museum


YouTube動画 その4
★Salvador Dalì - Time to Wonder


YouTube動画 その5
★Fotografies de Cadaqués


YouTube動画 その6
★Cadaques


YouTube動画 その7
★CADAQUES


YouTube動画 その8
★CADAQUES




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posted by トラベラー at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スペイン
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