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マドリッド王宮 (Palacio Real de Madrid)は、前身のアルカサルの全焼後、18世紀半ば、フェリペ5世の命により、再建された宮殿で、スペイン政府が所有。
マドリッドのダウンタウン西部、バイレン通り(Bailén)にあり、東はマンサナレス川(Manzanares)に臨み、オリエンテ宮(Palacio de Oriente)とも呼ばれる。
現国王のフアン・カルロス1世(在位:1975〜 )と王族は、マドリード郊外にあるサルスエラ宮殿(Palacio de la Zarzuela)で暮らし、マドリッド王宮は国の行事に使用され、公的行事で使用される時以外は一般公開されている。
マドリッドが歴史の記録に登場するのは、9世紀に、後ウマイヤ朝(756〜1031年、首都コルドバ)のムハンマド1世(852〜86年) によって、現在の王宮の位置に、前哨基地として「マイリット、mayrit」と呼ばれる要塞が築かれたときのこと。
1036年、ムーア人のトレド王国が独立後はムーア人に継承された。
しかし、1085年の、カスティーリャ王アルフォンソ6世が、マドリッドを攻略して以降、カスティーリャ王が、ここを使用することは、ほとんど無かった。
1329年、アルフォンソ11世が、初めてマドリッドでコルテスを招集した。
1561年、アブスブルゴ(ハプスブルク)朝のフェリペ2世(在位:1556〜98年)によって、宮廷がトレドからマドリッドに移され、古いアルカサル(Antiguo Alcázar)が建てられたが、1734年に全焼した。
フェリペ5世は、同じ場所に新たな宮殿の建設を命じ、建設は1738〜55年にかけて行われ、フィリッポ・ユヴァーラとジョヴァンニ・バッティスタ・サンチェッティによってベルニーニ風に建てられた。
1764年、新たな宮殿は、カルロス3世から使用された。
見所:
広大な宮殿は、ベラスケス、ティエポロ、カラヴァッジオ、ゴヤ等の作品で飾られている。
また、歴史的に重要性のある王家の収集品や、13世紀以降の兵器類を収める王立武具博物館、世界で唯一の弦楽四重奏用のストラディヴァリウスのコレクションの外、タペストリー、磁器類、家具などがある。
宮殿西には、ムーア人にちなんだカンポ・デル・モーロと名付けられた庭園があり、宮殿の東ファサードは、オリエンテ広場とオペラハウスに面している。
南側にはアルマス広場、南側にはアルムデナ大聖堂、北側にはサバティーニ庭園がある。
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