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マヨール広場(Plaza Mayor)は、マドリッドの中央広場で、もう一つの有名な広場、プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)から、南西に数ブロック離れたところにある。
マヨール広場は、129m、94mの長方形で、周囲は3階建ての建物で取り囲まれている。広場で最も際立った建物は、フレスコ画で飾られたカサ・デ・パナデリーア(Casa de la Panadería)でパン屋になっている。
1581年、フィリペ2世(在位1556〜98年)が、ルネサンス時代の有名な建築家、フアン・デ・エレラ(Juan de Herrera)に依頼し、雑踏で混沌とした古いアラバル広場(Plaza del Arrabal)の再生が進められることとなったが、建設が始まったのは、フィリペ3世(在位1598〜1621年)の治世下、1617になってからであった。
その後、大火があり、現在の建築物は、1790年に、Juan de Villanuevaによって再建されたもの。
中央にあるフィリペ3世の騎馬像は、イタリア人フアン・デ・ボローニャ(Juan de Bolonia)の作品で、1616年に制作されたが、1848年になって、この場所に設置された。
マヨール広場は、19世紀まで平日は市場として使われ、闘牛、サッカー、祭礼、行事にと様々に使われてきた。
また、キリスト教に改宗しながらも、ユダヤ教、イスラム教の習慣を守る者に狙いを定めたスペイン異端審問が、この広場で行われた。
周りの建物のアーケードには、カフェテラスや居酒屋、パン屋、みやげ物などの店が並ぶ。クリスマス時期には、クリスマス・マーケットが開かれる。
プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol、太陽の門)は、15世紀のマドリッドの市壁にあった門の1つで、東に向かう門であったことから「太陽の門」と呼ばれ、17〜19世紀には、人々が集まる重要な場であった。
広場の南側には、1768年にフランス人建築家マルケ(Marquet)によって建てられた、かつての郵便局(Casa de Correos)があり、四面に時計のある時計塔は、新年の鐘を鳴らすイベントのハイライト。
建物前の広場には、スペイン各方面に延びる国道の起点で、0km地点が表示されている。
また、18世紀、国力の低下により荒廃していたマドリードを再開発、プラド通りやシベレスの噴水など、現在にも残る近代的街並みを整備したカルロス3世(在位:1759〜88年)を称え、マヨールの王(the king mayor)とのニックネームで市民に親しまれている記念像がある。
マリブランカ(La Mariblanca)と呼ばれるヴィーナスは、かつての泉にちなんだもので、市立美術館にオリジナルがある。
北側にある石とブロンズで造られた「熊と山桃(madroño)」の像は、1967年に設置されたもので、マドリッドとカルロス3世の紋章を表わす。
○ マヨール広場
☆ 写真集 @ A B C D E F G H I
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○ プエルタ・デル・ソル
☆ 写真集 @ A B C D E F G H I
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