2008年03月07日

サグラダ・ファミリア







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 サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)は、スペインの建築家ガウディ(Antoni Gaudí、1852–1926年) が、バルセロナに残した未完の教会堂建築で、ガウディの代表作の1つ。

 サグラダ・ファミリアとは「聖家族」を意味し、正式名称は、El Temple Expiatori de la Sagrada Famíliaで、民間カトリック団体「サン・ホセ協会」が、貧しい人々のために、聖家族に捧げる贖罪教会として建設を計画した。

 初代建築家フランシスコ・ビリャールが、無償で設計を引き受け、1882年に着工したが、意見の対立から翌年に辞任。

 その後を引き継いで、2代目建築家に任命されたのが、当時は未だ無名だったアントニ・ガウディで、以降、ガウディは設計を一から練り直し、1926年に亡くなるまで、ライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・施工にあたった。

 しかし、完成されたのは、地下の祭室と、東側の「キリストの生誕のファザード」のみ。

 ガウディは、大型模型や、紐と錘を用いた実験道具を使って、構造を検討したとされ、仔細な設計図を残しておらず、弟子たちがガウディの構想に基づき作成した資料なども、大部分がスペイン内乱などで消失し、模型も破片になってしまった。

 このため、ガウディの構想が不明となった建築物の建設を続けるべきか否かの議論もあったが、職人による伝承や、大まかな外観のデッサンなど、残されたわずかな資料を元に、ガウディの設計構想を推測しながら、現在も建設が行われている。

 現在も8つの尖塔がそびえるが、完成すると、95m×45mのラテン十字プラン上に、高さ170mの塔を含む19塔が林立する大聖堂となる。

 東側の「キリストの生誕のファザード」では、キリストの誕生から、初めての説教を行うまでの逸話が彫刻によって表現されている。3つの門は、左門が父ヨセフ、中央門がイエス、右門が母マリアを象徴する。

 西側の「受難のファサード」には、イエスの最後の晩餐から磔刑、昇天までの場面が彫刻されている。

 予測では、完成は2026年前後とされ、建築と並行して修復も行われている。

 1984年、「バルセロナのパルケ・グエル、パラシオ・グエル、カサ・ミラ」の名称で、ガウディの建築物が世界遺産の登録を受けていたが、サグラダ・ファミリアは含まれていなかった。  その後、地下聖堂と、主任彫刻家として外尾悦郎が手がけた生誕のファサードとが、「アントニ・ガウディの作品群」として名称変更の上、2005年に追加登録された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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☆ www.aviewoncities.com

☆ wikimapia.org

☆ www.sagradafamilia.org

☆ ユネスコ世界遺産HP



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★SAGRADA FAMILIA


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posted by トラベラー at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スペイン
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